体にいいといわれる「黒酢」
わかっちゃいるけど、なんか面倒だし、飲みにくそう、まずそうで手が出ない・・・。
そんなかたも多いですね。
でも最近は飲みやすい味に工夫してある黒酢ドリンクが色々出ています。
その中でも紙パックの黒酢ドリンクは、持ち運べてどこでも飲める手軽さがありおすすめ。
仕事中、「肩コリで辛い」「ヘルシーな飲み物で気分転換したい」なんてときに最適。
わたしもよくお世話になってます。
この記事では「市販の黒酢ドリンク５選 飲み比べレビュー」と題して
・タマノイ はちみつ黒酢ダイエット
・ヤクルト 黒酢ドリンク
・養命酒製造 黒豆黒酢
・メロディアン 黒酢で元気
・伊藤園 本醸造 黒酢で活力
この５商品の特徴と飲んだ感想をお伝えします。
黒酢の持つチカラ
先に「紙パックの黒酢ドリンク５選 飲み比べレビュー」を読む。
黒酢の健康効果をざっと並べると
・疲労回復効果
・血流改善効果
・美肌効果
・栄養の吸収促進効果
・尿酸値を下げる効果
・肝機能を高める効果
・免疫力を高める効果
・高血圧を予防する効果
どれも忙しく働く現代人にはあるあるな悩みの助けになる効果ばかり。
これは毎日摂りたいですよね。
でも黒酢を使った料理を毎日食べるなんて難しい
料理下手なわたしはとても無理。
そこで黒酢を水で割った「黒酢ドリンク」なら手軽に毎日続けられると思って飲み始めたんです。
現在は夕食後に自作の「梅黒酢」を水で割って、梅黒酢ドリンクで飲んでいます。
毎日１杯は飲むようにしています。
でも疲れてると面倒でサボったり、飲み忘れることも・・・
仕事中「疲れたー」ってときすぐ飲みたくても出先では飲めないし。
そんなとき活用してるのが紙パックの黒酢ドリンクです。
紙パックは持ち歩きできて飲みたいときに飲めるというのがいちばんのメリット。
前日飲み損ねたら、とりあえずバッグにつっこんで行く。
仕事中に疲れを感じたり、肩や首がこって辛いときは「家に帰って飲む」より「いま飲んで少しでも早くラクになりたい！」って思うことも。
そういうときも紙パックの黒酢ドリンクがあればすぐ飲めます。
辛いときって１秒でも早くラクになりたいですもんね。
飲みやすいように味に工夫がされているというのも、黒酢を飲み慣れていないかた、独特の風味が苦手というかたには大きなメリットです。
黒酢を飲み続けてシミが薄くなった
夏バテしなくなった等
実際にわたしが感じた効果、変化について書いた記事があるので、興味があればこちらもどうぞ。
市販の黒酢ドリンク５選 飲み比べレビュー
毎日黒酢を飲み続けている黒酢ドリンカーのわたしが飲み比べします。
※エネルギーは１本あたりの値です。
※黒酢の1日あたりの摂取量目安は15～30mlくらいです。
タマノイ はちみつ黒酢ダイエット
125ml/14kcal
グルテンフリー
国産玄米100％の黒酢使用
りんご果汁10％
1本あたりビタミンC400mg・カルシウム41mg・ビタミンE0.2mg・食物せんい0.25g配合
2000年に第18回食品ヒット大賞（日本食糧新聞社主催）を受賞
飲んだ感想
黒酢感はほぼ無く、りんご味のジュースという感じ。
けっこう甘いです。
でもカロリーは紹介している黒酢ドリンクの中でいちばん低カロリー。
パックには入っている黒酢の量が明記されていないのですが、タマノイHPの商品情報に「黒酢5ml」と記載あり。
ちょっと少なめですね。
お酢の酸味や味が苦手な方。
少しずつでいいからムリせず黒酢を摂りたい方。
そんな方でもハードル低めで飲みやすいと思います。
ヤクルト 黒酢ドリンク
125ml/23kcal
純米熟成黒酢10ml、紀州南高梅果汁2％
特定保健用食品 関与成分：ガラクトオリゴ糖2.5ｇ（125ml当たり）
飲んだ感想
個人的には、この黒酢ドリンクがいちばん好き。おすすめです。
りんごなどの果物やハチミツで黒酢の飲みにくさをカバーしている黒酢ドリンクが多いなか、梅果汁をプラスしているのが特徴。
飲むとまず梅の風味と香りがきて爽やか。
甘味もちょうどよくスッキリとした味わいです。
小さいパック(125ml)ですが黒酢が10ml入っているのもいいですね。
ガラクトオリゴ糖が2.5ｇ入っていますが、ガラクトオリゴ糖はビフィズス菌を増やして腸内の環境を良好に保ち、おなかの調子を整える効果があるそうです。
※特定保健用食品（トクホ）…生理学的機能などに影響を与える保険機能成分を含む食品。消費者庁長官の許可を得ることにより、特定の保健の用途に適する旨を表示できる。
養命酒製造 黒豆黒酢
125ml/21kcal
黒酢の量は不明
機能性表示食品 関与成分：難消化性デキストリン（食物繊維として）5ｇ配合
飲んだ感想
すっきりした甘さで飲みやすい。
原材料に「黒大豆種皮抽出物」が入っていて、飲むとふわっと黒豆の香りがします。
黒豆を加えているというのは珍しいですね、初めて見ました。
わたしは黒豆好きだし、香ばしいような黒豆の香りも気にならないですが、人によってはクセがあると感じる方もいそうかなという印象。
ちなみに薬膳では黒豆はアンチエイジング効果があるとされていて、わたしが積極的に摂りたい食材のひとつなんです。
１パック中の黒酢の量が、パックにも養命酒HPの商品情報にも記載がなくて残念。
原材料のトップが難消化性デキストリン、黒酢はその次なので、量はそんなに多くなさそうです。
養命酒HPの商品情報でも「難消化性デキストリン配合」という部分が前面に押し出されています。
難消化性デキストリン（食物繊維として）は食後の血中中性脂肪の上昇を抑える機能があるそうです。
食後の血中中性脂肪の上昇を抑えたい、そして黒酢も摂れたらいいな、と思われるかたにぴったりですね。
なぜ黒豆を加えているのかはわかりませんでした。
なにかこだわりがあるのかなと思ったんですが。
機能性表示食品…事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品。
トクホと違う点は、国が審査を行わないので事業者自らの責任において科学的根拠を基に適正な表示を行う必要がある。
メロディアン 黒酢で元気
200ml/36kcal
玄米黒酢10ml
果汁10％未満
飲んだ感想
りんごの味がしっかりあって、酢の酸味はほとんど感じません。
黒酢を飲み慣れていない方でもかなり飲みやすいと思います。
１本で玄米黒酢10ml分摂れるのもいいですね。
200mlで36kcalと、カロリーを気にする方にはポイント高し。
※参考までに、りんご味のジュースで比較※
Doleのアップル100％ 200mlあたり92kcal
サントリーのなっちゃん りんご 200mlあたり94kcal
伊藤園 本醸造 黒酢で活力
200ml/88kcal
本醸造黒酢15cc（＝15ml）
果汁20％
機能性表示食品 関与成分：酢酸667mg(酢酸の働きにより日常生活で生じる運動程度の疲労感を軽減)
飲んだ感想
ひと口飲んだとき、ちょっと独特の味や香りが気になりました。
原材料のトップに「果実（りんご、マンゴー）」とあるので、たぶん、それかなと。
わたしはマンゴーがそんなに好きではないので、気になってしまったようです。
この商品は米黒酢のほかに、大麦黒酢、米酢、濃縮梅酢など、複数のお酢が入っているので、それも独特の味や香りにつながっているのかもしれません。
甘さはすっきりとしてくどくなく、酸味もそんなに強くないです。
黒酢が１本で15ml入っているので、ほぼ1日あたりの摂取目安量が摂れますね。
紹介している黒酢ドリンクのなかで黒酢が一番多く入っています、たぶん。(量が不明な商品もあるので）
カロリーは他のに比べるとお高め。
紙パックの黒酢ドリンクを上手に利用して黒酢の効果を得る！
◎黒酢の味に抵抗がない。飲む場所は家と決まっている。
そんな方は「黒酢＋水（お湯、炭酸水など）＋甘味（はちみつなど）」のシンプルな飲み方をおすすめします。
その方が、添加物や香料など余計なものを摂らなくて済むからです。
◎家で飲むけど、黒酢の味が苦手…という方はボトルタイプの黒酢ドリンクがあるので、それで黒酢を飲む習慣をつけるのもいいでしょう。
ただボトルタイプの注意点は「開封後は○日以内に」と期限が決まってしまうので要注意。
◎黒酢が苦手、作る手間が面倒で続かない、場所を選ばず飲みたい、そんなかたは紙パックの黒酢ドリンクを上手に利用しましょう。
自分のライフスタイルに合ったやり方で「黒酢を摂る」ことを習慣化できればいいですよね。
以上、参考になればうれしいです。
ではでは！
黒酢を飲み続けてシミが薄くなった
夏バテしなくなった等
実際にわたしが感じた効果、変化について書いた記事はこちらです。興味があればどうぞ。
参照：わかさ 黒酢の秘密 https://himitsu.wakasa.jp/contents/black-vinegar/
「ゆる薬膳。」池田陽子（日本文芸社）
消費者庁 特定保健用食品
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_for_specified_health_uses/
消費者庁 機能性表示食品
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_with_function_claims/
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