ネットやお店で見かけることが少しずつ増えてきた「シャンプーバー」
気になるけど
・メリットデメリットは?
・使い方がよくわからない。
・泡だちが悪そう。使い心地悪そう。
こんな疑問や不安があって使うのをためらっている人が多いと思います。
わたしはシャンプーバーを使って2年経ちました。
今後、液体シャンプーに戻る気はないくらいシャンプーバーが気に入っています。
そんなわたしも最初は疑問や不安でなかなか手が出ませんでした。
この記事を読むことであなたの疑問や不安を解消できればうれしいです。
シャンプーバーのメリット
主なメリットは以下の5つ
バスルームがすっきりする
とにかく、コンパクトなのでバスルームがすっきりします!
ごっついシャンプーボトルが、てのひらサイズに変わるわけですから。
バスルームってたいてい狭いので、置いてある物で圧迫感がかなり変わるんですよね。
存在感の軽さがシャンプーバーの大きなメリット。
(左上から時計まわりで)無くなりかけのSAPHUSシャンプーバー、エティーク コンディショナーバー、体用の石けん、エティーク シャンプーバー、CUBEシャンプー
写真の通り、わが家のバスルームは液体から固形に変えたのでめちゃくちゃすっきり。
・液体シャンプー→シャンプーバー
・液体コンディショナー→コンディショナーバー
・ボディソープ→固形せっけん
シャンプーだけで3種類もあるのに10cm✕20cmのトレイに収まっています。
ボディ洗浄には、固形の石けんを使ったりパーフェクトアンカーを使ったりしてます。
パーフェクトアンカーは、使い道が何通りもあってめっちゃ便利なオーガニックソープです。
シンプルな暮らしに心強いアイテム!
ボトルが無くなるので底のぬめり汚れがでない
さらに、ボトルを排除したことで
「ボトルの底のぬめり汚れ問題」が無くなりました。
ボトルの底のぬめり汚れって、ほんと見たくないですよね。
毎日しっかり掃除をすればいいんでしょうけど、仕事から疲れて帰ってきてボトルの底まで洗うとか。ムリムリ。
今はボトルの底のぬめり汚れから解放され、お風呂掃除がグッとラクになりました(気分的にも)
エコ
たくさんのプラスチックゴミがきちんと処理されず、環境内に流出していることで、海を汚染し海洋生物にも大きな悪影響を与えている問題。ずいぶん前からいわれていますよね。
プラスチックを使わない取り組みをする企業も増えています。
外食産業でのプラスチック製品の削減や、キットカットが紙パッケージになったり。
わたしが購入したシャンプーバー(LUSH、エティーク、SAPHUS、CUBEシャンプー)は全部プラスチックフリーでした。
LUSHのシャンプーバーは店舗で購入。
むきだしのまま店舗に並んでいて、購入時に紙でつつんでくれます。
エティーク、SAPHUSのシャンプーバーは、紙の箱にじかに入っていました。
海外品はむきだしで箱にドーンと入ってるのが多いみたいですね。
日本製のシャンプーバー「CUBEシャンプー」は薄紙に包まれていて、外箱もおしゃれ。
おしゃれをしつつも「脱プラ」「使用している紙はFSC認証を取得しているもの」と、環境に配慮したものづくりをされています。
自分に合う商品であることが第一ですけど、そのなかでできるだけ環境に負担がかからない商品を選びたいですね。
旅行先などの持ち運びに便利
旅行や友だちの家にお泊まり、実家へ帰省、そんなときふだん使っているシャンプーを持っていったりしますよね。
液体シャンプーの場合は、詰替え容器に詰め替えたりトラベルセットを買ったりとよけいな手間やお金を使うことに…。
シャンプーバーだったらそのまま持って行けます。
(使って小さくなったやつとか柔らかいシャンプーバーだと切ったりできるので、それだとさらに持ち運び便利)
↓小さくなったLUSHのシャンプーバー。泊まりのとき用にしています。
専用ケースを販売しているメーカーもありますが、わたしは乾いた状態のシャンプーバーをラップで包んで持っていく笑
使用後は、窓ぎわなどのすぐ乾きそうな場所に包んでいったラップをしいて、そこで乾燥。
上にした面が乾いたら上下を返して全体がしっかり乾いたらOK。
お手軽なうえ、余計な手間も出費もなくなりました。
小さいのに長持ち
「LUSH」
「エティーク」
「SAPHUS」
この3つのシャンプーバーは小さくなるまで使いましたがどれも2か月半ほど持ちました。
髪の長さや毛量でも使える期間に違いがあると思います。
参考までに、わたしは長さが肩くらい。毛量少なめ(涙)
シャンプーバーは溶けやすい商品が多いので、保管方法で持ちが変わります。
保管する場所を注意すればちゃんと持ちますよ。
保管方法については、次のデメリットに出てくる「溶けやすい」に書いていますので、続けてごらんください。
シャンプーバーのデメリット
主なデメリットは以下のふたつ
・溶けやすい
・液体シャンプーに比べ手軽に購入できない
溶けやすい【保管のコツ】
お風呂場は湿気が多く、温度が高くなる場所。
そこへ溶けやすいシャンプーバーを長時間置いておくのはNGです。
使用後は
・風通しのよい場所に置く
・水がかからない場所に置く
・お風呂場の換気をしっかりする
どうしても湿気がこもりやすいお風呂場であれば、お風呂場から出して洗面所に置くなどしてもいいと思います。
水切れのいいトレーに置くのもポイント!
液体シャンプーに比べ手軽に購入できない
液体シャンプーはドラッグストアやスーパーなどですぐ買えますが、シャンプーバーはまだまだそうなっていません。
LUSHなど実店舗があるのはわずかで、ほぼネットでの購入になります。
また、液体シャンプーほど種類はなく、国内生産のシャンプーバーはまだまだ少ない状況です。
でも最近は国内メーカーのシャンプーバーも見かけるようになってきました。
シャンプーバーを選ぶ人が増えてきているからなんでしょうね。
液体シャンプーみたいに種類が増えて、ドラッグストアで気軽に買えるようになってほしいなーと願っております。
【簡単】シャンプーバーの使い方【コツ】
シャンプーバーの使い方は超簡単。
シャンプーバーの基本的な使い方は以下の通り。
①髪をよく濡らす
②濡らしたシャンプーバーを髪にぬる
③泡立てて髪、頭皮を洗う
④十分すすぐ
②で「乾いたシャンプーバー」としているメーカーもあります。
HPなどに使い方を写真や動画で載せてくれてることも多いので、参考にしてください。
大事なのは「髪と頭皮をよく濡らしておくこと!!
よく濡らしておくことで、シャンプーバーをなめらかに髪に塗布することができますし、その後の泡立ちもよくなります。
塗布するときは力を入れず、なでるように。
塗布する回数は髪の長さや毛量、汚れの程度で変わりますので調整してくださいね。
直接塗るのに抵抗がある、肌が弱い場合は手で泡立ててから髪につけてもいいです。
追加して塗布したいときは、シャンプーバーをサッとお湯にくぐらせてから塗るとやりやすいですよ!
さらに少しお湯を足しつつ泡立てるのも泡立ちがよくなります。
【不安】泡立ちが悪そう キシキシしそう
シャンプーバーを使ってると言うとたまに言われるのが
泡立ちが悪そう
キシキシしそう
…という言葉。
泡立ちが悪そう
シャンプーバーによって使われている洗浄成分が違うので、泡立ちに多少違いはあります。
でも今まで使ってきたシャンプーバーで「泡立ちが悪くて使いにくい」と思ったものはありませんでした。
今まで使ってきたシャンプーバーでいちばん泡立ちがよかったのはLUSH。
エティーク、SAPHUS、CUBEシャンプーは、LUSHほどではないものの泡立ちは十分。
使い方のところでも書いたんですが、髪と頭皮を十分濡らすことが大切です。
これで泡立ちが変わります。
キシキシしそう
たしかに液体シャンプーに比べると、多少きしむ感じがするものはあります。
と言っても、石けんで洗ったときほどギシギシ…というようなことはないですし、きしみをほとんど感じないシャンプーバーもあります。
特に、CUBEシャンプーはきしみがまったく無くてびっくり。
わたしが使った中では、しいて言えばエティークは他のと比べるとちょっときしむかなー。
でもコンディショナーバーを使ったらスルスルになります。
コンディショニング成分を配合しているシャンプーバーや、セットのコンディショナーバーもあるので、きしみを心配する必要はないと思いますね。
増えてほしい!シャンプーバー仲間
まだまだ液体シャンプーがほとんどで、シャンプーバーはマイナーな存在ですけど、記事に書いたようにたくさんのメリットがあります。
日本製のシャンプーバーも少しずつ出てきて、これから更に日本人向けの製品が増えてくると思うんですよね。
この記事を読んでいただいて、シャンプーバーを試してみようかな?と思った方がおられたらとてもうれしいです。
シャンプーバー仲間、増えてほしい!
ではでは!
わたしが実際に使ったシャンプーバー(エティーク、SAPHUS、CUBEシャンプー、LUSH)のレビューです。興味のある方はどうぞ。
参照:
WWFジャパン https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3776.html
FACTAS 大手食品関連企業の取り組み事例紹介 https://www.factas.jp/information/detail.php?seq=100
LALAMAGAZINE https://lalahair.co.jp/magazine/hair/shampoo/sodium-lauryl-sulfate/
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